
全部ボギースコアって、結局何打なのか気になりますよね。オールボギーのスコアは90なのか、ボギーペースの意味はどう考えればいいのか、100切りや90切りとどうつながるのか、このあたりは意外とモヤっとしやすいです。
さらに、全部ダブルボギー108との違い、ゴルフスコア早見表での見方、スコアカードの書き方とボギーの関係まで一緒に整理できると、ラウンド中の判断がかなりラクになります。
この記事では、全部ボギースコアの意味と計算方法を土台にしながら、ボギー戦略で100切りする方法、90切りを狙うボギー戦略まで、あなたがコースでそのまま使える形でわかりやすくまとめます。ここ、最初に整理しておくとかなり強いですよ。
特に、スコアを良くしたいのに毎回どこかで崩れる、ボギーなら悪くないはずなのに数字の感覚がつかめない、そんな悩みを持つ人にはかなり役立つ内容です。私は100切りを目指す段階でも、90切りを狙う段階でも、まずは全部ボギースコアを軸に考えるのがいちばん再現性が高いかなと思っています。
記事のポイント
- 全部ボギースコアの意味と計算方法
- オールボギー90と全部ダブルボギー108の違い
- 100切りや90切りにつながるボギー戦略
- スコアカードの見方と実戦での使い方
全部ボギースコアの意味と計算方法

- 全部ボギースコアの意味
- 計算方法
- オールボギーのスコアは何打
- 全部ダブルボギー108との違い
- ゴルフスコア早見表とボギー基準
全部ボギースコアの意味
全部ボギースコアとは、18ホールすべてをボギーで回ったときの合計スコアを指します。ボギーは各ホールでパーより1打多いスコアなので、18ホール全部でボギーなら、コース全体では合計で18打オーバーになる、という考え方です。
たとえば一般的なパー72のコースなら、72に18を足して90になります。つまり、あなたがラウンド中に「今日は全部ボギーでまとめる」と考えるなら、目標スコアは90です。パーをたくさん取らなくても90が見えるので、100切りを目指す人にとってはかなり実用的な基準なんですよ。
この言い方はルールブックの正式用語というより、アマチュアのスコア管理や目標設定でよく使われる表現です。現場ではオールボギー、全ホールボギー、ボギーペースといった言い方に近い感覚で使われることが多いかなと思います。
ここで大事なのは、全部ボギースコアが「うまい人だけの話」ではないことです。むしろ、100切りを目指す人や、90台前半を安定させたい人ほど、この考え方が役立ちます。なぜなら、毎ホールでナイスショットを連発しなくても、ボギーなら十分に現実的だからです。ティーショットが完璧でなくても、2打目が少しズレても、アプローチと2パットでまとめればボギーに収まる場面は多いです。だから全部ボギースコアは、理想論というより、現場で使える現実的なスコア基準なんです。
また、メンタル面でもかなり大きな意味があります。初心者や中級者が崩れやすいのは、「このホールはパーを取りたい」「取り返したい」と気持ちが前に出すぎるときです。でも全部ボギースコアという基準を持っていると、1ホール単位で無理をしすぎず、全体で整える感覚が持てます。私はこの発想があるだけで、ラウンドの落ち着きがかなり変わると思っています。ここ、気になりますよね。実際、スコアを安定させる人ほど、派手さよりも基準の持ち方がうまいです。
さらに補足すると、ハンディキャップの世界では「ボギーレーティング」という似た言葉がありますが、これはコースの難易度評価に関する別の概念です。全部ボギースコアは、あくまでプレーヤー目線でのスコアの目安として理解しておけばOKです。公的な評価基準としてのボギーレーティングについては、出典:USGA「Course Rating and Slope Rating」でも、ボギープレーヤーに対するコース難易度の考え方が案内されています。
全部ボギースコアは、18ホール全部で「パー+1」を積み重ねた合計です。パー72なら90、パー71なら89、パー70なら88という形で考えると迷いません。
全部ボギースコアは「失敗を前提にした考え方」ではありません。大叩きを防ぎながら、再現性の高いゴルフをするための設計図だと考えると理解しやすいです。
計算方法
計算はとてもシンプルです。基本式はコース総パー+ホール数でOKです。18ホールの通常ラウンドなら、総パーに18を足せば全部ボギースコアが出ます。
具体的には、パー72なら72+18で90、パー71なら71+18で89、パー70なら70+18で88です。ここで大事なのは、90という数字だけを暗記しないことです。いつも同じパー72とは限らないので、旅行先や短めのコースでもすぐ計算できるようにしておくと便利です。
私はスコアを安定させたい人には、ホールごとの打数を複雑に考える前に、まずこの足し算を頭に入れてもらうのが大事だと思っています。数字の基準があるだけで、ラウンド中の焦りがかなり減るからです。
計算の基本は「1ホールごとに+1」
全部ボギースコアの計算は、1ホールごとにパーへ1打足していく考え方でも理解できます。パー3なら4、パー4なら5、パー5なら6です。これを18ホール分足し合わせれば、最終的に総パーに18を足した数字と一致します。つまり、全体で覚えても、各ホールで覚えても答えは同じです。
この考え方が実戦で便利なのは、ラウンド中の途中経過が把握しやすいからです。たとえばパー4で5なら予定通り、パー4で6なら1打遅れ、パー4で4なら1打貯金です。こうやってホール単位で見られるようになると、前半で少し崩れても「まだ取り返せる」と冷静になれます。逆に、ただ合計スコアだけを見ていると、数字の意味が見えにくくて焦りやすいです。
9ホールで考えるともっとわかりやすい
前半9ホールがパー36なら、全部ボギーで36+9=45です。後半もパー36なら同じく45。前後半を合わせて90、という流れですね。前半45ペースで回れているかを見るだけでも、その日の立ち位置がすごく把握しやすくなります。
私はラウンド中の目安として、18ホール全体よりもまず9ホール単位で見たほうがわかりやすいと思っています。前半45なら理想通り、46〜47ならまだ十分巻き返せる範囲、43〜44ならかなり良い流れです。全部ボギースコアの考え方は、最終結果だけでなく、途中経過の管理にも向いています。
| コースパー | 18ホール全部ボギー | 9ホール全部ボギー |
|---|---|---|
| 72 | 90 | 45 |
| 71 | 89 | 44または45の配分 |
| 70 | 88 | 44 |
なお、ショートコースや変則的な営業形態のコースでは、18ホールでも総パーが一般的な基準と異なる場合があります。そのため、数字だけを丸暗記するより、その日のコースパーを確認してから計算する習慣をつけるのがおすすめです。コンペや遠征ラウンドほど、このひと手間が効きます。正確なコース情報は各ゴルフ場の公式サイトやスコアカードで確認してください。競技条件や査定に関わる扱いは、最終的に所属クラブや競技委員、レッスンプロなどの専門家にご相談ください。
全部ボギースコアの計算は「総パー+18」が基本ですが、実戦では「パー3は4、パー4は5、パー5は6」と覚えておくと途中経過を管理しやすいです。
オールボギーのスコアは何打
オールボギーのスコアは何打かという疑問には、一般的なパー72なら90打と答えて大丈夫です。検索でこの言い方をする人はかなり多く、全部ボギースコアとほぼ同じ意味で使われています。
ただし、ここで注意したいのはコースの総パーです。普段の会話では「オールボギーなら90」と言うことが多いですが、これはパー72を前提にした話です。パー71なら89、パー70なら88になるので、厳密にはオールボギー=必ず90ではありません。
このズレを理解しておくと、ラウンド後に「思ったより少ない」「あれ、90じゃないの?」と混乱しにくくなります。数字の意味を正しくつかんでおくと、目標設定も現実的になりますよ。
ここで一歩踏み込んで考えると、オールボギー90という数字は、単に「ボギーを18回並べたらこうなる」というだけではありません。実際には、ラウンド中にパーが取れるホールもあれば、ダブルボギーになるホールもあります。だから本番では、すべてを本当にボギーで回るというより、全体としてボギーペースを維持できるかが大事です。たとえばあるホールでダボを打っても、次のどこかでパーを取れれば、全体ではオールボギーと同じラインに戻れます。
この感覚が持てると、1ホールごとの結果に振り回されにくくなります。初心者や100切り目前の人が崩れやすいのは、ひとつのミスで「もうダメだ」と考えてしまうからです。でも、オールボギー90という基準があると、「今は1打遅れているだけ」「まだ残りで戻せる」と落ち着いて考えられます。私はこの見方がかなり大事だと思っています。ゴルフって、技術だけじゃなくて数字の捉え方でスコアが変わるんですよ。
また、オールボギーのスコアが何打かを知っておくと、練習の優先順位も見えてきます。もしあなたが普段95〜105あたりなら、いきなりパーを増やすことより、トリプルボギーや大叩きを減らしてオールボギーのラインに近づけるほうが近道です。反対に90前後で回れる人なら、オールボギーをベースに1〜2個のパーをどう拾うかが90切りのカギになります。つまり、オールボギー90は、スコア帯ごとに役割が変わる便利な基準なんです。
ゴルフ100切りラボ内でも、スコアの配分感覚をつかみたいならゴルフ100切りのスコア攻略完全ガイドが役立ちます。ボギーとダブルボギーの配分をどう考えるかが整理しやすいです。
「オールボギー=90」という言い方は便利ですが、あくまで一般的なパー72の話です。初見コースや遠征先では、最初に総パーを確認してから目標スコアを組み立てましょう。
全部ダブルボギー108との違い
全部ボギースコアとセットで覚えたいのが、全部ダブルボギー108です。パー72のコースを18ホールすべてダブルボギーで回ると、72+36で108になります。つまり、全部ボギー90と全部ダブルボギー108の差は18打です。
この18打差は、1ホールあたり1打の差です。言い換えると、ダブルボギーをボギーに変えるだけで、18ホールでは一気に18打縮まるわけです。ここが100切りではかなり重要で、全部ダブルボギー108から100切り99へ行くには、9ホール分だけ1打ずつ縮めれば届きます。
だから私は、初心者にいきなりパーを増やそうとするより、まずはダブルボギーをボギーに変える視点をおすすめしています。その方が再現性が高く、ラウンドでも崩れにくいです。
この違いをもう少し具体的に言うと、全部ボギー90は「かなりまとまっているラウンド」の目安で、全部ダブルボギー108は「100切りの入り口より少し手前」の目安です。どちらも悪い数字ではなく、現在地を把握するための座標みたいなものです。自分が普段どちらに近いのかがわかると、練習の方向性がはっきりします。全部ダブルボギーに近い人は、まずは1ホールごとの事故を減らすこと。全部ボギーに近い人は、ボギーを崩さないままどこでパーを取れるかを考えること。この違いはかなり大きいです。
特に100切りを目指す段階では、108と99の差は9打しかありません。18ホールのうち半分のホールでダブルボギーをボギーに変えられれば、もう100切りが見えます。そう考えると、「全部パーを目指さないと上手くならない」という発想がどれだけ遠回りかわかりますよね。私は、100切り前後の人ほど、派手なナイスショットよりもミスを1打で止める技術に価値があると思っています。
また、全部ダブルボギー108を知っておくと、ラウンド中のメンタルも安定しやすいです。ダボが続くと気持ちが下がりやすいですが、108という数字が見えていれば「まだ全滅ではない」「ここからボギーを増やせばいい」と考えられます。全部ボギー90と全部ダブルボギー108は、比べることで初めて生きる数字です。両方知っておくと、今どこにいて、どこを目指せばいいのかがくっきり見えてきます。
全部ボギー90は「90切りの入口」を見る数字、全部ダブルボギー108は「100切りまであと何打か」を見る数字です。両方を知っておくと目標設計が一気に具体的になります。
全部ダブルボギー108の基準を先に押さえたいなら、サイト内の全部ダブルボギースコアは何打?108の目安も合わせて読むと、100切りとの距離感がつかみやすいです。
| 比較項目 | 全部ボギー | 全部ダブルボギー |
|---|---|---|
| パー72での合計 | 90 | 108 |
| パーとの差 | +18 | +36 |
| 100切りとの距離 | 9打の余裕 | 9打足りない |
| 向いている目標 | 90切り・安定感向上 | 100切りの現在地確認 |
ゴルフスコア早見表とボギー基準
全部ボギースコアを実戦で使うなら、早見表の感覚を持っておくと便利です。毎回細かく計算しなくても、基準の数字が頭にあるだけで、その日のスコア管理がかなりしやすくなります。
| 基準 | パー72 | 意味 |
|---|---|---|
| 全部パー | 72 | イーブンパー |
| 全部ボギー | 90 | 18オーバー |
| 全部ダブルボギー | 108 | 36オーバー |
| 全部トリプルボギー | 126 | 54オーバー |
この表を見ると、全部ボギー90は100切りよりも9打余裕があり、全部ダブルボギー108は100切りから9打遠い位置にあります。つまり100切りを狙う人は、ボギーとダブルボギーの配分をどう作るかが本当に大事です。
早見表のいいところは、ラウンド全体をざっくり俯瞰できることです。たとえば「今日は全部ダブルボギーよりは良いけど、全部ボギーにはまだ届かないな」という感覚があるだけでも、無駄に落ち込まずに済みます。逆に、数字の基準がないと、95でも良かったのか悪かったのか判断しにくいです。私はスコアを伸ばす人ほど、この基準の置き方が上手だと感じます。上達って、技術だけじゃなくて、数字の見方が整うことで一気に進むことがあるんです。
また、早見表は目標設定にも便利です。全部ボギー90が見えている人は、次の目標を「どこかで1つパーを増やす」にできますし、全部ダブルボギー108に近い人は、「まずはトリプルを減らしてダボで止める」にできます。自分の現在地と次の一歩が可視化されるので、練習の優先順位も決めやすいです。ここ、意外と大きいですよ。漠然と上手くなりたいではなく、数字で区切って考えると行動しやすくなります。
前半と後半で同じように見るのもおすすめです。前半が45なら全部ボギーペース、54なら全部ダブルボギーペース。これだけで、その日の状態がかなり見えます。前半が悪くても、後半でどのラインに戻したいかがわかると、残りホールの戦い方がはっきりします。スコア管理がうまい人は、数字をただ眺めるのではなく、次の行動に変換しているんですよね。
なお、こうした数値はあくまで一般的な目安です。コースの総パーやプレー条件で見え方は変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。競技やハンディキャップ査定に関わる最終的な判断は、所属クラブや競技委員、レッスンプロなどの専門家にご相談ください。
スコア早見表は暗記するためではなく、現在地と目標の距離をひと目で把握するために使います。前半・後半の区切りでも同じ考え方が使えます。
全部ボギースコアを目指す戦略

- ボギーペースの意味と考え方
- ボギー戦略で100切りする方法
- 90切りを狙うボギー戦略
- スコアカードの書き方とボギー
- 全部ボギースコアの考え方まとめ
ボギーペースの意味と考え方
ボギーペースの意味は、各ホールで無理にパーを取りにいかず、最初からボギーで上がる設計をすることです。たとえばパー4なら5打、パー5なら6打、パー3なら4打を基準に考えます。
この考え方のいいところは、ラウンド中の判断がシンプルになることです。パー4なら、ティーショットを安全に運び、2打目も無理をせず、3打目でグリーン周りまで行ければ十分。そこから2パットでボギーです。つまり、毎ホールで「ナイスショットの連発」を要求されません。
私は100切り前後の人ほど、この割り切りがすごく効くと思っています。なぜなら、スコアを壊すのはパーが取れないことではなく、無理して大叩きになることだからです。ボギーペースは守りのように見えて、実はかなり攻めた上達法なんですよ。
ここで重要なのは、ボギーペースが「消極的なプレー」とは違うことです。たとえばドライバーを持つかどうか、池越えを狙うかどうか、ピンをデッドに攻めるかどうか。こうした判断の場面で、ボギーペースを基準にすると、リスクとリターンを冷静に比べられます。もしリスクが大きくて、失敗するとトリプルやそれ以上が見えるなら、そのショットは打たないほうが得です。逆に、安全に進めればボギーは十分狙えます。つまりボギーペースとは、攻めないことではなく、崩れないルートを選び続けることなんです。
また、ボギーペースの考え方はメンタルにも効きます。スコアを崩しやすい人の多くは、1つのミスのあとに「取り返そう」としてさらに失敗します。でも、最初からボギーを基準にしていれば、1打のミスはまだ想定内です。フェアウェイを外しても、林に入っても、そこから安全に出して次の1打で整えれば、まだボギーで収まることは珍しくありません。私はこの余白が、スコアの安定感をかなり変えると思っています。ここ、気になりますよね。上達している人ほど、ミスをゼロにしているのではなく、ミスの後の処理がうまいです。
さらに言うと、ボギーペースは練習内容とも相性がいいです。パーオン率を急に上げるのは難しくても、100ヤード以内の寄せと2パット力を整えるのは比較的取り組みやすいです。パー4で3打目をグリーン周りまで運び、そこから寄せて2パット。これだけで十分ボギーです。だからボギーペースを本気で目指すなら、飛距離だけでなく、アプローチとパターを軸にした実戦感覚を磨くことがかなり大切です。
ボギーペースは「消極的に打つ」という意味ではありません。狙いを絞って、ミスの幅を小さくする戦略です。飛ばすことより、次の一打が楽になる場所に運ぶことを優先しましょう。
ボギーペースの本質は、毎ホールの期待値を整えることです。1打のナイスショットより、18ホールを通じて事故を減らすほうがスコアは安定します。
ボギー戦略で100切りする方法
100切りを目指す段階では、全部ボギー90をそのまま達成しなくても大丈夫です。実際には、ボギーとダブルボギーが混ざって99以内に収まれば100切りです。だから大事なのは、全部パーを目指すことではなく、ダボ以上を減らすことです。
たとえば、18ホールでボギー9つ、ダブルボギー9つなら合計99です。これで100切り達成です。こう考えると、全部ボギースコア90は厳しい理想ではなく、100切りに向けた配分の基準として使える数字だとわかります。
実戦では、ティーショットでOBや池を避ける、グリーンを外しても寄せワンを無理に狙わず2パットのボギーでよしとする、3パットを減らす。この3つがかなり効きます。ここ、派手ではないんですが本当にスコアが動くところです。
100切りで大事なのは、スコアを「足し算」ではなく「引き算」で考えることです。つまり、どうやってパーを増やすかより、どこで大叩きを減らせるかを見るわけです。1ラウンドの中でトリプルボギー以上が何回も出る人は、実力不足というより、判断ミスや感情の乱れで損していることが多いです。無理に林の間を通す、池越えを強行する、バンカーから一発で乗せようとして深みにハマる。こういう場面を減らすだけで、100切りはかなり近づきます。
私は100切り前後の人には、「ミスしても次で戻せるプレー」を意識してもらうことが多いです。ティーショットが曲がったなら、まずはフェアウェイや安全地帯へ戻す。グリーンを狙えるか微妙なら、得意距離を残す。アプローチが寄らなくても、2パットでダボ以内にまとめる。こうした流れを作れると、スコアカードが急に穏やかになります。100切りって、すべてのホールでうまく打つゲームではなく、悪い流れを長引かせないゲームなんですよ。
その意味で、全部ボギースコア90は「理想の基準」でありながら、100切りにとってはものすごく現実的な目標設定です。90ぴったりで回れなくても大丈夫です。ダボを数個入れても、どこかでパーやボギーを重ねれば99には届きます。ここを理解すると、100切りのプレッシャーが少し和らぎますし、やるべきことが明確になります。私は、100切りを達成する人ほど「上手いショット」より「悪いショットの止め方」がうまいと感じています。
100切りで優先したいチェック項目
- OBや池での無駄な加算を減らす
- グリーン周りのミスを連鎖させない
- 3パットを1回でも減らす
- ダブルボギーで止める意識を持つ
100切り向けの考え方の目安
パー4で5打なら理想、6打でもまだ十分、7打になる流れを減らす。パー5で6打なら理想、7打でも耐え、8打以上を防ぐ。こういう見方をすると、各ホールで何を優先すべきかがかなり明確になります。ティーショットの飛距離より、次の一打が安全に打てる位置にあるかどうかのほうが、100切りでは大事なことが多いです。
100切りの配分をもっと具体的に考えたいなら、ゴルフ100切りの練習量|週何回が目安?も参考になります。ショートゲームをどこまで優先するかの考え方がつながります。
100切りは、全部ボギー90を完璧に再現することではなく、全部ダブルボギー108から9打を削るゲームです。1ホールごとに1打の損を減らす感覚がとても大切です。
90切りを狙うボギー戦略
90切りを狙う段階では、全部ボギースコア90がそのまま基準になります。ただし、90切りは89以下なので、全部ボギーにどこか1つ上乗せが必要です。たとえば、1ホールだけパーを取れれば89になります。
この考え方はすごく実戦的です。18ホール全部でパーを狙う必要はなく、基本はボギーで進めながら、取りやすい短いパー4や得意なパー3で1つパーを拾えればいいわけです。そう考えると、90切りのハードルが急に現実的になりますよ。
ここで重要なのは、パーを拾いたいからといって全ホールで突っ込まないことです。90切り目前の人が崩れるのは、終盤で「あと1つ縮めたい」と欲が出たときが多いです。だから私は、基本は全部ボギー、チャンスでだけ拾うという組み立てをおすすめします。
90切りを狙う人は、100切りの頃よりもスコアの管理能力が問われます。技術がまったく足りないわけではないので、問題になるのは「どこで攻めて、どこで引くか」です。たとえば短いパー4でフェアウェイキープできたなら、そのホールはパーのチャンスです。でも、長いパー4でティーショットがラフに入ったなら、無理にグリーンオンを狙わず、ボギーで満足する判断が必要です。90切りは、ボギーをベースにしたマネジメントの精度がものを言います。
私は、90切りを狙うなら「取りにいくホール」と「耐えるホール」を事前にざっくり決めておくのがいいと思っています。すべてのホールで同じテンションで戦うと、どこかで無理が出ます。得意な距離が残りやすいホール、左右のミスに余裕があるホール、短めのパー3などは取りにいく候補です。逆に、長いパー4、OBが近いホール、グリーン周りが難しいホールでは、最初からボギーで十分と考えておく。これだけでラウンドの安定感がかなり変わります。
また、90切りではダブルボギーの扱いも重要です。1回のダボですべてが終わるわけではありませんが、ダボの後に引きずると一気に崩れます。だからこそ、ダボを打ったら次のホールで無理に取り返そうとせず、まずはボギーで流れを戻す意識が大切です。全部ボギースコア90を土台にしている人は、この立て直しがうまいです。うまい人って、スーパーショットが多い人というより、悪い流れを短く切れる人なんですよね。
90切りは、全部ボギー90を土台にして、どこかで1打だけ得する設計です。1バーディーでも、2つのパーでも、ダボを1つ減らすでもOK。考え方はとてもシンプルです。
90切り目前で崩れやすいのは、終盤の「取り返し」に入ったときです。スコアを追いかけるより、ボギーペースを守ることを優先したほうが結果はまとまりやすいです。
スコアカードの書き方とボギー
スコアカードの書き方とボギーの関係も、最初に理解しておくとかなりラクです。基本は、各ホールで実際に打った打数をそのまま記入します。パー4で5打なら、そのホールのスコアは5です。心の中で「ボギーだったな」と整理できれば十分で、カード上は打数ベースで管理するのが基本です。
ただ、記入するときにパーとの差を一緒に見ておくと、全部ボギースコアに対して今どの位置にいるかがわかりやすくなります。前半9ホール終了時に45ならボギーペース通り、47なら2打遅れ、43なら2打貯金という見方ですね。
私はラウンド中、ホールごとの善し悪しに振り回されすぎないためにも、合計だけでなくペースで見るのが大事だと思っています。ダボを打っても、次でボギーに戻せば流れは壊れていません。数字を冷静に見られるだけで、後半の崩れ方が変わります。
スコアカードの役割は、あとで反省するためだけではありません。プレー中に「今どの位置にいるか」を把握して、次の判断を冷静にするための道具でもあります。たとえば前半終了で46なら、全部ボギースコアより1打遅れです。このときに「最悪だ」と思う必要はなく、後半で1ホールパーを取るか、ダボを1つ減らせば戻せるとわかります。逆に数字の見方がないと、46というだけで必要以上に焦ってしまうんですよね。
また、ボギーやダブルボギーを頭の中で分類しながら記録すると、自分の傾向も見えてきます。パー3で崩れやすいのか、パー5で余計な一打を使っているのか、前半は安定するのに後半で3パットが増えるのか。こうしたクセは、なんとなくではなくカードに残ります。私は練習よりも先に、まずスコアカードの読み方を変えるだけでスコアが整う人を何人も見てきました。上達って、打ち方だけではなく、記録の見方でもかなり変わるんです。
そして、競技やハンディキャップの扱いでは、打数の記録方法や上限の考え方に別ルールが関わることもあります。普段の自己管理と競技の提出用では感覚が違うこともあるので、曖昧なときは各ゴルフ場や所属団体の案内を確認したほうが安心です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
| ホール | パー | 打数 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 5 | ボギー |
| 2 | 3 | 4 | ボギー |
| 3 | 5 | 7 | ダブルボギー |
カードを見るときのコツ
1ホール単位で感情的になるより、3ホール単位、9ホール単位で見たほうが安定します。スコアカードは反省ノートではなく、次の一打を冷静に決めるための地図みたいなものです。
スコアカードで確認したいポイント
- 前半9ホールでボギーペースに対して何打のズレがあるか
- ダブルボギー以上がどのホールで出やすいか
- パー3・パー4・パー5のどこで損しているか
- 終盤に3パットやOBが増えていないか
スコアカードは結果の記録だけでなく、次の判断材料です。全部ボギースコアを基準に見れば、今が貯金なのか遅れなのかがすぐわかります。
全部ボギースコアの考え方まとめ
全部ボギースコアは、単なる雑学ではなく、100切りと90切りの両方で使える実戦的な基準です。パー72なら90、つまり18ホールすべてをボギーでまとめられれば、それだけでかなり安定したラウンドになります。
100切りを目指すあなたなら、全部ボギー90を理想の土台にしつつ、まずは全部ダブルボギー108からどこを削るかを考えるのが現実的です。90切りを目指すあなたなら、全部ボギー90をベースに、どこかで1打得する設計が効きます。
結局のところ、スコアを作るのはスーパーショットよりも、無理をしない判断と大叩きを防ぐ流れです。全部ボギースコアの考え方を持っていると、ラウンド中の迷いが減り、狙うべき数字がはっきりします。ここが見えるだけで、ゴルフはかなりラクになりますよ。
ここまで読んでくれたあなたなら、全部ボギースコアがただの用語ではなく、スコアメイクの土台になる考え方だとわかってきたはずです。全部ボギー90は、100切りの人にとっては目指す基準であり、90切りを狙う人にとっては突破すべきラインです。しかもその間には、全部ダブルボギー108というわかりやすい比較対象もあります。だから今の自分がどこにいるのか、次にどこを目指すべきかがかなり見えやすいんです。
私は、スコアを安定させたい人ほど、派手なショットよりも基準の持ち方を整えたほうがいいと思っています。全部ボギースコアを知っていると、ボギーペースで進める意味、ダボを止める価値、1つのパーが持つ重みが全部つながって見えてきます。すると、練習の優先順位も変わります。ドライバーの飛距離だけを追うより、100ヤード以内の精度や2パット力を整えるほうがスコアに直結しやすいと実感できるはずです。
また、ラウンド中のメンタルにもかなり効きます。1ホールでミスしても、全部ボギースコアという基準があれば「まだ戻せる」と考えられます。焦って次のホールで無理をしなくなるので、結果として大叩きが減ります。ゴルフって、上手く打つことも大事ですが、それ以上に崩れ方をコントロールできるかが大きいです。全部ボギースコアは、そのためのとても便利な考え方なんですよ。
なお、ハンディキャップの運用ではボギーレーティングやネットダブルボギーといった別の考え方も使われます。競技や査定の扱いはクラブや公式基準に沿って確認してください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
全部ボギースコアを理解すると、100切りでは「ダボをボギーに変える発想」が、90切りでは「ボギーを崩さず1打得する発想」がはっきりします。数字の基準があるだけで、ラウンドの組み立てはかなり上手くなります。